著者:とくだ かなこ
9月末からReading club「洋書を通じて多様性を語ろう」が、はじまりました!
「2か月で洋書を一冊読み切って、多様性とクリティカルシンキングを学ぶ」という内容です。
進め方は、あらかじめ設定された洋書を毎週2章ずつ読み、事前に提示のある2つの質問にそって1時間ほどディスカッションします。
運営をしている私たちも、想像していた以上に、楽しい時間になっています。
そこで、このブログでは、開催中の第1弾の内容や参加者の声とともに、次回、土曜夜に開催する第2弾の募集をします!
ちょっと興味あるかもという方に、中にいる人の感想をお伝えし、参加への一歩を踏み出してもらえればと思っています!
今回のアウトラインです(読了時間 約5分)
■Reading Clubの目的
■Reading Clubの英語レベル
■Reading Clubの参加者の声と楽しみ方
■Reading Club 次回開催のお知らせ
それでは、本文です。
■Reading Clubの目的
2ヶ月通してやりたいことは「多様性とクリティカルシンキングを学ぶこと」、洋書を読むことも、英語を話すこともその「ツール」というのが、私たちのReadingClubの特徴です。社会の中の多様性と自分の状況をとらえること(多様性を学ぶ)、言語化して発信していくこと(クリティカルシンキングを学ぶ)が、ひとりひとりのエンパワーメントにつながると思い、私たちF-wordは活動しています。Reading clubはその実践の場です。そのために「どんな本を読むか?」「どう読むか?」を重視して準備をしています(※)。正解・不正解のないテーマについて、他の参加者の意見に耳を傾けてみる、思い切って意見を出してみる、そこに英語学習がついてくるという時間です。
※「どんな本を読むか?」「どう読むか?」の詳細は、以前のエントリーをご覧ください(https://thef-wordforwomen.com/upcoming-event-2/)。
~ファシリテーターより、こんなことを大事に進めています ~
毎回質問を設定してます。いろいろな立場からの様々な経験に基づいた考え方がお互いに学べるような質問を心がけています。
■Reading Clubの英語レベル
前提として「多様性とクリティカルシンキングを学ぶ」という学習意欲のある方であれば、どんなレベルでもOKです。でも、気になりますよね。参考まで、現在のメンバーは、想定TOEIC500~900点くらいまで幅があります。それぞれのレベルから進歩することが大事というのがグランドルールです。英語を話すのが苦手な方は、「他の人より話せない」という焦る気持ちをいったんわきに置き、勇気を出して言葉をだしてみませんか?一方、英語に不自由しない方は、「相手の意見を聞く」ことに心を傾けて、英語レベルも含めた多様性を経験する場に参加しませんか?
~ファシリテーターより、こんなことを大事に進めています ~
英語のレベルが様々なので、全員がしっかり話す時間を持てるようにしています。人によっては時間がかかってしまう場合ももちろんありますが、「キレイな英語を話す」ことよりも「個人個人の意見を面白がって聞けること」が大切だと感じられる場所づくりを意識しています。
■Reading Clubの参加者の声と楽しみ方
第1弾の参加者は、Peatixからの申し込んでくださった方、主催者から直接お誘いした方、全6名です。
第2回目が終わったところで、参加の動機と参加後の感想や楽しみ方を伺いました。
「なぜ、参加しようと思いましたか」
・「読書会」に興味がありました
・本の感想を言い合うだけではなく、「思考する」というコンセプトが魅力的だったので
・多様性に興味あがあったから。英語でディスカッションできるようになりたかったから
・何か新しいことをやるチャンスを逃さない方がいいと思ったから
「毎回どんなふうに準備をしていますか?」
・課題図書を読み、サマリー(※)で確認します。そして、ディスカッションテーマの解答を準備ます
※各章ごとの概要をまとめたサマリーを事前にお渡しし、読解の助けに使ってもらいます
・まだ試行錯誤しています、方法は定まっていません!
「楽しい、面白いと思ったことは何ですか?」
・課題になった本が面白いので読書そのものが楽しい
・同じものを読んでいるのに他の人の視点・感想が自分と違うこと、自分にはない新しい視点を知ることができるところ
・否定されない安全な空間で自由に意見を英語で述べることができる点
・「読む、聴く、話す」を全て使うので、自分の英語の課題について発見があったこと。最初は自分のレベルに落ち込みましたが、参加するからには「読まざるをえない、聞かざるをえない、話さざるをえない」ので、今はそれをもっとうまく、ストレスなくできるようになりたいという思いです
「Reading Clubを誰かに勧めたいですか?それはなぜですか?」
・勧めたいです。楽しい中で毎回気づきや学びが得られるので(英語学習の観点と多様性に関する観点の両方で)
・読書好きで英語のスキルを上げたいと思っている友人、家族に勧めたいです。なぜか思い浮かぶ顔は女性です
■Reading Club 次回開催のお知らせ
いかがでしたか? 2か月間、ひとりではなかなか読み進められない「洋書」に他の参加者とともに向き合い、2020年を締めくくるのもよいかもしれません!
第2弾は、10月24日よりスタート、土曜夜20~21時の開催です(初回のみ、~21:30まで)。今回も課題図書は”bone a crime”です。
https://www.amazon.co.jp/Born-Crime-Stories-African-Childhood/dp/052550902X/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=Trevor+Noah+%E2%80%9CBorn+a+Crime%E2%80%9D&qid=1602232299&sr=8-1
ここまで読んでくださってありがとうございます!
少しでも気になった方、お気軽にお問い合わせください。みなさんとお話しできるのを、楽しみにしています。
【ご予約はこちらから↓】
http://ptix.at/MVSCw0